そもそもランディングページってなに?ランディングページとは、リスティング広告やそのほかのネット広告をクリックしたときに、飛び先となるウェブページです。ページのタイプとしては、HPをランディングページとして利用しているところから、広告用のページを用意しているところなどがあります。今回ご紹介するランディングページは、後者の「広告用のページ」です。ランディングページの特徴は縦に長くなっていることが多く、内容も商品やサービスの紹介に特化しています。※ネット広告代理店 ソウルドアウト・通常サイト:http://www.sold-out.co.jp/ ・ランディングページ:http://www.sold-out.co.jp/service/ad/ランディングページはいわばWEB上のテレビショッピングそれでは、なぜわざわざ広告用のランディングページを用意する必要があるのでしょうか?それはユーザーに「適切なストーリーで商品を紹介することができる」ためです。そのわかりやすい例がテレビショッピングです。テレビショッピングではある一定のストーリーをもって話が進みます。最初にこんなお悩みありませんが?と投げかけ、商品を紹介します。その後、詳細の紹介をしつつ、今なら○○円!、さらに今だけ△△もついてくる・・!といった形です。これにより、視聴者に適切な流れで商品を理解してもらうことができます。WEBサイトでも同様、一定の流れで商品を紹介することが理想的ですが、それを通常のサイトで実現することは困難です。というのも通常のサイトにはリンクがたくさん存在しており、ユーザーのアクションパターンが多く、狙った流れでコンテンツを見てもらうことが難しいためです。そこで、広告用に1枚のランディングページを作成し、上から下まで読んでいけば商品の理解を促せるようなページの作成が有効なのです。BtoBの王道ランディングページ構成とはそれでは、BtoB業界で考えたときに、王道のランディングぺ―ジの構成とはどのようなものになるのでしょう。100%正解というものはありませんが、多くのLPを目にして、作っていく中で、多くの企業に共通している「鉄板」のランディングページの流れがあることがわかってきました。それが下記のフローです。上記の構成を実際のランディングページを見ながら解説していきます。ポイント①「解決の根拠」BtoBでは、導入前後での具体的な成果が求められることが多くなっています。「〇倍の効果」「〇時間時短」のように具体的な数値を入れたり、一目でわかるメリットを記載することに関して記述します。<具体例>・「クラウド会計ソフトNo.1!」と過去実績で訴求(MF クラウド会計 https://biz.moneyforward.com/)・「売上最大14.8倍UP」と具体的数値で訴求(サイト改善サービス Growthdash http://growth-dash.com/)ポイント②「共感」BtoBではBtoCのように衝動買いはなく、基本的に「解決したい悩みや課題」を持ったうえでページを訪れます。そのためユーザーが持っている課題に寄り添うことの重要性を記載します。<具体例>・「こんなお悩みありませんか?」と担当者の実際の悩みを列挙(クラウド契約管理書類発行サービス i-seiQ https://www.iseiq.com/lp/)・ユーザーの悩みをイラストを用いて列挙(採用業務効率化サービス https://www.obc.co.jp/special/saiyo)ポイント③「ベネフィットを訴求」商品の紹介コンテンツとして「ベネフィットを訴求」するコンテンツを追加します。商品の言いたいことではなく、ユーザーにとってのベネフィットを明確に記載します。<具体例>・「電子印鑑」を導入した時のベネフィットを具体的に記載(電子印鑑.net http://stamp-e.net/lp/)・他社と比較した時のベネフィットを具体的に記載(製造・加工 ビサン http://bisan-thanks.com/)ポイント④「実績」サービスを導入した後のことを自分事化できるように、実績を記載するよう記載します。<具体例>・導入企業の声を記載し安心感を訴求(営業管理ツール ネクストSFA https://www.gpol.co.jp/corplp/)・導入実績の数と企業ロゴを記載して安心感を訴求(勤怠管理システム キングオブタイム https://www.kingtime.jp/)ポイント⑤「不安払しょく」導入フローを記載し、決裁者に上げやすいようにします。また、サービスを開発した人のプロフィールを載せることも不安払しょくに一役買うことがあります。<具体例>・導入までのフローを可視化(商品パッケージの作成 デザインパッケージドットコム http://www.designpackage.com/ad/index.php/scene_02/)・製品やサービスの開発者のプロフィールを記載(ヒートマップツール MIERUCA https://mieru-ca.com/heatmap/)まとめ以上まとめてきた流れは一つの「鉄板例」です。この流れに従うことによって効果の期待できるランディングページの作成が可能です。ただ作成した後には、効果改善のための継続的な検証が必要です。コンテンツの流れを組み替えてみたり、新しいコンテンツを追加するなどを検討し、どんどんページをブラッシュアップしていきましょう。