明けましておめでとうございます。旧年中はご厚情を賜り、厚くお礼申し上げます。本年よりワンマーケティングは、事業領域をBtoBマーケティングからセールス領域へと拡張させ、私たちのミッションでもある『マーケティングで法人営業を強くする』を、より体現できるチームを目指していきます。今から2年前、2020年の年始に皆様にお送りしたメールのテーマは「セールスDX」でした。まだ、社会が現在のような環境に直面する前のメッセージでしたが、その年の4月に初めての緊急事態宣言が発出され、あらゆる企業活動が急激な変化を余儀なくされました。皆さまの会社におかれましても、否応なしにDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進しなければならない状況を迎えたのではないでしょうか?印刷会社からBtoBマーケティングのコンサルティング業へと一大事業転換ワンマーケティングという会社は、そもそもの成り立ちが「変化」を前提にしています。2013年、市場ニーズの大きな変化を感じ、自らをトランスフォーム(変革)するために、印刷会社からBtoBマーケティングのコンサルティングサービス業へと一大事業転換。社名も一新し、組織を大きくつくり変えてきました。この8年間は、マーケティングオートメーションの導入・活用支援を主軸として、お客様にマーケティングサービスを提供してまいりました。BtoBマーケティングの世界は奥深く、私たちが想像しているよりも困難で複雑なものでした私たちが目にしてきたBtoB企業さまの中で、目覚ましい成果を出せている会社はほんの一握りというのが、正直な実感です。その背景として、マーケティング担当者さまの意識もこの8年間で相当変わってきてはいるものの、やはり会社の経営トップ層の意識や営業現場の意識とはまだまだ乖離している、という状況が挙げられます。こうした意識のズレこそが、マーケティングを困難にしている理由の一つではないかと考えられます。(世の中がDXといっているから、とりあえずやっている。)(デジタルでどこまでできるのか疑心暗鬼だ。)(マーケティングは、うちの商材には合わない。)このような想いが心の奥底にある限り、本当の意味でDXを成功させることは難しいと考えます。変わるべきはまず、自らの『意識』私たちは、奥底にある皆さまの不安や疑心を払拭し、マーケティングが経営の基盤となり、会社を司るエンジンとしての機能を果たせるところまで、変革を支援していきたいと考えています。では、どうするのが近道か?結局、BtoBの場合、マーケティング部隊がどれだけマーケティング活動に力を注ぎ、有望客を発掘しようとも、最終的に売るのは「営業」です。法人事業の売上の多くを法人営業部隊が担っていることを考えると、まずはここの改革・変革が急務だと考えてます。その会社のマーケティング活動の成果を決めるのは、営業なのです。8年間、経験と知見を積み重ねてきたことで、集客から選別、育成、リサイクルへとつながるマーケティングの「型」は随分と定まってきました。ところが、見込客が営業にわたった瞬間にその型は崩れ、ブラックボックス化してしまうことが往々にしてありました。有望客に対して行ったかどうかもわからない。顧客情報を決められたシステムに記載しない。案件ですら開示せずになかったことになる。このような現状を鑑みて、やはりセールスに携わる一人ひとりの意識を改革することが先決であると考えるに至りました。型として整備された「リードライフサイクル」のプロセスに則り、ブラックボックスを解消することで、属人的な営業スタイルを打破し、組織として売上アップを目指せる好循環な組織を構築していく所存です。マーケティングチームの皆さまにおかれましては、百戦錬磨の営業部隊を前にして、立ち止まりたくなる気持ちが起こっても仕方ありません。しかしそこを重々承知の上で、諦めたくないという覚悟を持ってこのメッセージをお届けしています。私たちのミッションは、『マーケティングで法人営業を強くする』マーケティングを起点とした業務改革で法人営業を変え、皆さまの会社のさらなる発展の一助になれたら幸いです。そのためにも、自らを変える意思を持ったチャレンジングな皆さまと共に、より一層力強く歩んでいく所存です。本年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。