※BtoBマーケティングに関する基礎知識から、BtoBマーケティングを推進するポイントまで、網羅的に記した最新記事もご用意しております。これからBtoBマーケティングに取り組みたいと考えている方は、ぜひご一読ください。以下リンクよりお読みいただけます。・BtoBマーケティングの『基本』を学ぶPRコンテンツの作り方PRコンテンツを作るための具体的な方法を3つのステップに分けて紹介します。BtoBと一括りに言っても、様々な業界があり業界ごとの商習慣や常識によって大きく異なる場合があるため、ステップ1、2については代表的なものをピックアップします。STEP1.情報素材の洗い出しまずは自社にある情報を整理します。情報は各部門ごとに持っている場合が多いため、PR担当者は社内の様々な部署のキーマンから直接ヒアリングすることをお勧めします。また、業界では当たり前のことが世の中にとって目新しく、面白いと感じられることも多いため、出来る限り客観的な目線で洗い出すと良いでしょう。ビジネスノウハウ(例)・絶対に失敗しないコピー機選び3つのポイント・企業リスクとその対処法・先進国アメリカの医薬品事情広告コンテンツではなくPRという点では、自社製品やサービスを使わなくても応用可能ながらも、自社製品やサービスが結果的にあれば便利だなと思わせるようなノウハウであることが重要です。社内・業界のデータ(例)・製品の売上データ推移 (顧客別、エリア別などのセグメントを含む)・製品の購入サイクル・原料の価格推移データは様々なクロス集計によって、新しい発見ができる可能性が高いため出来る限り関連するデータを集めて分析すると良いでしょう。また、自社と業界のデータを照らし合わせながら、自社の特徴を把握することも重要です。専門家・スポークスマン(例)・ネジマイスター・壁紙コンシェルジュ先ほどのビジネスノウハウにもつながりますが、自社製品やサービスに関して圧倒的な知識や経験をもつ社内の人材を専門家に仕立て上げます。資格のある専門家ではなく、自社の製品・サービスに関わるもので独自のセグメントを作り、オリジナルの専門性を追求することも可能です。例に挙げた壁紙コンシェルジュなら、壁紙のことならあの人に聞けばなんでも知っていると思わせることが重要です。(あくまで例なので壁紙コンシェルジュがいるかどうかはわかりませんが・・・)STEP2.世の中の流れをつかむPRにおいて、世の中の流れは非常に重要なファクターとなります。世の中一般的に知られており、毎年お決まりの商戦やイベントは、必ずと言っていいほどその時期がくると今年のトレンドは?という切り口でメディアが取り上げます。また、その年のトレンドについては、集中的に注目度が高まる傾向があります。これは、メディアだけでなく、インターネット上の検索ワードにも反映されます。商戦(毎年)(例)バレンタインデー、お中元、父の日、クリスマスイベント(毎年)(例)ゴールデンウィーク、新入社員入社式、エイプリルフール、衣替えトレンド(その年ならでは)(例)消費税増税、ウェアラブル端末、東京スカイツリー開業、断捨離、DIYSTEP3.情報素材×世の中の流れ=PRコンテンツ上記で洗い出した情報素材と、世の中の流れをうまく組み合わせた情報設計を行い、PRコンテンツに仕上げていきます。いくら自社の情報がユニークであっても、なぜそれを今ニュースにするのか?という理由が必要です。それを補うのが世の中の流れです。また、世の中の流れに合わせ、情報素材を加工することができれば、自社の情報素材だけでは考えつかなかったような新しい切り口を発見することもできます。上記に挙げた情報素材と世の中のトレンドを掛け合わせてみると、以下のような形となります。(例)情報素材:ビジネスノウハウ 企業リスクとその対処法×世の中の流れ:トレンド 消費税増税PRコンテンツ:消費税増税による企業リスクはコレ!その対策は?企業リスクコンサルタント●●さんに聞く。上記のように情報を編集、PRコンテンツとしたものをメディアの記者・編集者、消費者へ届けることでPRを行います。情報の届け方については、最終回となる実践編で紹介します。※今回挙げた例はあくまで参考であり、PR目的やターゲットによりPRコンテンツ設計は大きく異なるので注意してください。意味のないPRになってしまっては元も子もないので。まとめニュースになるPRコンテンツの作り方は、自社と世の中をいかにして結びつけるかがポイントです。情報素材の掘り起こしと世の中の流れとのマッチングの後は、自社の情報だけでなく同じような括りで紹介できる他社などの他の事例も探してみることで、より多面的で客観的な良いコンテンツに仕上げることができます。最新記事のご案内BtoBマーケティングに関する基礎知識から、BtoBマーケティングを推進するポイントまで、網羅的に記した最新記事もご用意しております。これからBtoBマーケティングに取り組みたいと考えている方は、ぜひご一読ください。以下リンクよりお読みいただけます。・BtoBマーケティングの『基本』を学ぶ