※BtoBマーケティングに関する基礎知識から、BtoBマーケティングを推進するポイントまで、網羅的に記した最新記事もご用意しております。これからBtoBマーケティングに取り組みたいと考えている方は、ぜひご一読ください。以下リンクよりお読みいただけます。・BtoBマーケティングの『基本』を学ぶ悩み別厳選ツール20選今回はよくありがちなWEBの悩みをもとに、おすすめツールを選出しました。どれも実際に仕事で使ってみて「間違いなく使える」と感じたツールですので、是非参考にしてみてください。SEO順位を改善したい■GRChttp://seopro.jp/・概要GRCは検索エンジンGoogle/Yahoo/Bingで何位に表示されるのか調査し履歴を記録する検索順位チェックツールです。・オススメポイント複数のサイト、複数の検索語の検索エンジン表示順位をボタン一発で一括調査できます。また過去の全ての順位履歴を保存可能なため、自社のSEOデータを蓄積するツールとしても使えます。機能としては順位履歴グラフの表示、ページ変更履歴のメモ、レポート印刷などもあります。・料金一部無料(有償版あり) 無料版は利用できる項目に上限あり■A hrefhttps://ahrefs.com/概要多くのSEO業者も実際に利用している、SEOの被リンク調査ツールです。自社のサイトにどれだけリンクが張られているのかを細かく分析することが出来ます。・オススメポイント何よりもおすすめポイントは、圧倒的に見やすい管理画面です。被リンク数の数や推移がきれいなグラフと一緒に見れますし、どんなサイトにリンクが張られているのか、そのサムネイル画面で簡単にチェックが可能です。SEOに詳しくなかったとしても、視覚的に今の状況を把握することが出来ます。また、膨大なデータをもとに独自のレーティングをつけてくれるため、自社のSEO状況がいいのか悪いのかも客観的に判断してくれます。・料金無料(2週間のみ)■SEOチェキhttp://seocheki.net/・概要対象サイトのURLを入力するだけでそのサイトのSEOに関するデータを瞬時に取得してくれるサービスです。具体的には以下のような情報です。※以下例※————————title・meta description・meta keywords・h1タグ最終更新日時・ファイルサイズ発リンク数(内部リンク・外部リンク)Googleページランク・AlexaランキングGoogle・Yahoo!の被リンク数・インデックス数利用ホストドメインの登録年月日 Yahoo!カテゴリー登録の有無ソーシャルブックマーク登録数————————その他、検索順位チェック・キーワード出現頻度チェック・検索上位サイトチェック等を簡単に調査できます。・オススメポイント最大のオススメポイントはSEOに関する上記の多様なデータを瞬時に取得できる点です。例えば競合サイトのSEO情報を調査したい時にもこのツールは非常に有効です。競合がどのようなSEO対策を行っているのかが瞬時に分かるため、競合サイトのSEO対策状況を見た上で、自社サイトを競合サイトよりも検索上位に表示させるためにどのようなサイトコンテンツにするかや、どんなキーワードをサイト内で多用するのか等のサイトコンテンツ作成に非常に役立ちます。そのためSEO対策の効果検証を行うには必要不可欠なツールの1つになるでしょう。・料金完全無料サイトの課題を見つけたい■AIアナリストhttps://wacul-ai.com/・概要自社のGoogleAnalyticsと連携するだけで人工知能が自動でサイトの課題点・改善点を素早く提案してくれるサービス・オススメポイント何と言っても人工知能が自社サイトの課題・改善案をデータに基づく根拠付き且つ改善予測値まで分かりやすく掲示してくれる点です。人によるGoogleAnalyticsを用いたサイト内課題の発見と改善策の考案には膨大な時間とリソースがかかっていました。改善策を考えるにしても、どのくらい改善するかが不明確なため、社内稟議を通すことが難しいのもWeb担当者のよくある悩みの一つです。そんな悩みを解決してくれるのがこのAIアナリストです。サイト分析に手間をかけることなく、改善する成功率の高い施策を瞬時に実行できます。・料金一部機能のみ無料(人工知能による提案一覧・サイトの数値レポートのみ)※全機能使いたい場合は有料(サイトのアクセス数により料金変動)※最低月額4万円〜■Ptenginehttps://www.ptengine.jp/・概要ヒートマップにより、Google Analyticsでは分析できない特定ページ内でのユーザーの行動を深く分析することが出来ます。サイト内でのユーザーの動きがリアルタイムで分かることと非常に見やすい先進的な管理画面が特長です。・オススメポイントセグメント別でのデータ分析が可能である点です。例えば「CVあり/なし」「新規/再来訪」「広告キャンペーン別」等のセグメントでデータ分析ができるため、そのセグメントごとの課題点発見・改善策考案が可能になります。その結果、セグメントごとに最適なページを作成できるため、CVR改善が見込めます。・料金無料プランと有料プランあり。 無料プランは1ヶ月の計測上限pvが25,000まで。 詳しい料金はこちら■Sitesthttps://sitest.jp/・概要ヒートマップ・アクセス分析、ABテスト、EFOなどがこのSitestという1つのツールにオールインワンで搭載されているという非常に贅沢なツールです。またヒートマップ・アクセス分析の多角的なデータを基に人工知能が自動的に瞬時にサイトやページの課題点を発見し改善策まで提案してくれるという優れものです。・オススメポイントオススメポイントは2つです。 1つは5万円でサイト分析ツール(ヒートマップ)・ABテスト・EFOの全機能が利用できる点です。通常であれば15万円前後はかかるであろうツールが、Sitestだけで5万円のみで利用できます。マーケティングにあまり予算をかけられない方にはぜひオススメしたいツールです。2つ目はAIが改善ページの特定・ABテスト・レポート作成を全て自動でやってくれる点です。これにより、逼迫しがちなWeb担当者のリソースも、大幅に削減することができます。費用と時間の両方の悩みを解決してくれる点が最大のオススメポイントです。・料金1ヶ月の無料トライアルプランあり。その後の月額費用は要見積もり(最低月額利用料:5万円〜)お客さんと直接コミュニケーションをとりたい■chamohttp://chamo-chat.com/・概要一言で言うと、リアルタイムチャット接客ツールシステムです。 サイトに来訪したユーザーとリアルタイムで対話できるため、ユーザーからすると自身の悩みを瞬時に解決でき、購入意欲が促進されるというメリットがあります。またサイト運営会社からしても購入件数・お問い合わせが増えることはもちろん、リアルタイムでユーザーと接客できるため電話対応コスト削減や顧客満足度向上につながります。・オススメポイントオペレーターではなく機械が自動的に接客する自動チャット接客ツール「Chamo Auto-チャモオート-」があります。これを使えば、お客さまに対応するリソースを大幅に削減することが出来るようになります。まだまだ改善の余地がありそうですが、単純なやり取りであればこれで十分です。・料金初期費用無料 月額費用はスタンダードとプレミアムの2つから選択 詳しい料金はこちら■bell Facehttps://bell-face.com/・概要対面営業に近い感覚で顧客とコミュニケーションがとれるオンライン提案システムです。画面に出ている番号を確認するだけで相手と接続できます。・オススメポイント1つはシステム環境の側面です。ブラウザ上で操作するため、ネット環境があればどんな場所でもたった5秒で接続できます。音声のやり取りに関しても電話回線で行っているため、Web会議システムにありがちな回線の断絶も基本的に起こりません。2つ目が資料共有機能とスクリプト機能です。これにより質の高い営業が可能になります。このツールを導入することで営業コストの大幅な改善につながるでしょう。・料金7日間の無料お試しあり。その後は要見積もり。メールマーケティングを実施したい■Benchmarkhttps://www.benchmarkemail.com/jp/・概要世界50万社に選ばれたメール配信システム フォーム作成・メールマーケティング(HTMLメール作成、配信、効果測定)・オートメーション等、メールマーケティングに必要な機能を全て兼ね揃えたプラットフォーム・オススメポイントデザイン機能が豊富な点がオススメポイントです。メール編集画面で直接画像を編集できる機能や多種多様なメールデザインテンプレート、カラーのカスタマイズ等、他ツールと比較してもとにかくデザイン面に強いツールです。・料金月々のメール配信量によって価格が変動 詳しい料金はこちら■mailuphttps://www.mailup.jp/・概要容易なメール作成はもちろん、高度な即時分析に優れているのがmailupです。・オススメポイントオススメポイントはメールコンテンツのABテストが実施できる点です。この機能によりメールマーケティングのPDCAを回すことができ、継続的にメール開封率の改善ができます。・料金30日間の無料トライアルあり 初期費用0円、月額費用4,000円から〜メールの配信時間によって価格が変動詳しい料金はこちら■blastmail(ブラストメール)https://blastmail.jp/・概要仮にキャリアブロックを受けた場合には、該当IPアドレスから配信できなくなるのが通常です。しかしこのツールの場合は、その状況を察知し他のIPアドレスから配信することでキャリアブロックを回避、遅延のない確実なメール配信を実現しています。・オススメポイントオススメポイントは低コストであることです。 月額2,000円〜と非常に安く利用可能です。登録メールアドレス数によって料金が変動するため、メール配信対象者が少ない企業であればぴったりなツールでしょう。・料金7日間の無料お試しあり 月額2,000円〜(登録メールアドレス数により変動) ※メールマーケティングはあくまでメール機能のみであり、メールも含めリードとの様々な接点を管理したい、そこから購買意欲の高まったリードを抽出したいなど、マーケティング活動全体を包括したい場合はマーケティングオートメーションツールがお勧めです。ABテストをやってみたい■optimizelyhttps://www.optimizely.com/・概要PC・スマホ・アプリ対応で世界シェアNo.1を誇るABテストツール・オススメポイントデザイン・コーディングの深い専門的な知識がなくともサイト上の簡易的なデザイン変更のみでABテストが実施できます。これによりデザイナーやエンジニアがいなくともWEB担当者あるいはマーケター1人でPDCAを回すことが可能です。・料金取り扱い代理店により変動■DLPO acthttp://www.data-artist.com/dlpo/act/・概要ABテストに加え、特定ユーザーへのターゲティング機能を備えたLPOツールです。 ※LPO(ランディングページ最適化)とは個々のユーザーに最適なクリエイティブを表示させることでCVRを劇的に改善させる手法のこと。・オススメポイントオススメはターゲティングの種類と精度です。「新規/再来訪」「CVあり/なし」「訪問履歴」「曜日/時間」「都道府県エリア」「デバイス」「参照サイト」「広告キャンペーン/キーワード」等でユーザーをターゲティング・セグメントできるため、これらに応じたページのクリエイティブが表示可能です。・料金要見積もり■Google optimizehttps://www.google.com/analytics/optimize/・概要言わずと知れたGoogle社が開発したGA完全連携ABテストツールです。・オススメポイント特徴としてはABテストの設定・クリエイティブ変更が容易なため、誰でも簡単にABテストが実施できる点です。機能としても優れており、変更履歴をバージョン管理できる機能や多変量テスト・リダイレクト機能も搭載されています。・料金基本無料・一部有料マーケティングオートメーションツールを使ってみたい■Marketohttps://jp.marketo.com/・概要メール配信からWeb広告・サイト訪問における個客接客まで幅広いマーケティング施策が実施可能・オススメポイント外部ツールとの連携に優れているのが最大の特徴です。SalesforseやAdRollと既に連携しています。また最近ではKARTE・BIZREAH・free・Viibarと連携しており、外部ツールとの連携においては他社を圧倒するマーケティングオートメーションとなっています。・料金一度お問い合わせの必要あり お問い合わせはこちらから※ワンマーケティングはMarketoの導入から運用までを支援しています。詳細はこちらをご覧ください。■Account Engagement(旧 Pardot)https://www.salesforce.com/jp/products/marketing-cloud/marketing-automation/・概要はじめての方でも使いやすい、見込み客を増やす効果的なB2Bマーケティングオートメーション・オススメポイント「ホットな見込み顧客の増加」「引き合いの増加」「メールのカスタマイズ」「投資対効果の改善」等のBtoBマーケティングに必要な最低限の機能が揃っており、使いやすいのが特徴です。価格も機能に応じて異なるため、まずは自社に最適な機能を吟味したうえでプランを選択するのが良いでしょう。・料金無料トライアルあり 機能によって料金が異なる(最安60,000円)Photoshopみたいにコンテンツを作りたい■PIXLRhttps://pixlr.com/・概要無料且つ高機能なオンライン画像編集サービスです。・オススメポイント画面がphotoshopに似ており、機能面・操作性に優れています。写真や画像への文字の挿入・画像の切り取り・合成・フィルター加工等やりたいことは一通りできます。オンラインサービスであるため動作性にも優れています。・料金完全無料■GIMPhttps://www.gimp.org/・概要PIXLR同様、完全無料のデザイン編集ツールです。 唯一異なる点はGIMPはオンラインサービスではなくインストール型のソフトです。・オススメポイント基本的な画像編集からモザイク加工・アニメーション合成といったフィルタ機能も搭載されています。 ただし外部プラグインやスクリプトを使用するため動作が重い時がしばしばあります。・料金完全無料■Photoshop Express Editorhttp://www.photoshop.com/tools・概要Adobe社が提供するオンライン画像加工サービスです。 Photoshopは月額費用がかかるのに対し、Photoshop Express Editorは完全無料で利用可能です。・オススメポイントPhotoshopより機能は劣りますが、画像を少々加工する程度ならこのツールで十分です。16メガピクセルまでのJPEG、JPG、JPEの画像のみ編集可能で、ファイル保存形式はJPEGのみです。・料金完全無料まとめ今回はBtoB企業で使えるWebツール20選をお届けしました。 1つのツールと言えども特徴や価格はそれぞれ異なります。導入コストや自社に合う、合わないの問題もあると思いますので、まずは各ツールの特徴を把握した上で最適なソリューションを導入しWebマーケティング業務に活用して頂ければ幸いです。