インタラクティブコンテンツとは何?制作のポイントや事例も解説

インタラクティブコンテンツとは何?制作のポイントや事例も解説

ワンマーケティングが考える「BtoBマーケティング」とは?

インタラクティブコンテンツとは、顧客と企業の双方向的なやり取りを備えたWebコンテンツのことです。自社のWebサイトや広告などに導入する企業は増えており、BtoBにおいてもインタラクティブコンテンツを導入する重要性が高まってきました。

この記事ではBtoB企業のマーケティング担当者に向け、インタラクティブコンテンツとは何か、目的、メリット、活用のポイント、制作ツール、事例などを解説しています。自社のマーケティングに役立ててください。

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インタラクティブコンテンツとは

インタラクティブコンテンツとは、双方向性を持ったWebコンテンツのことです。企業側からの質問に対する顧客の回答によって紹介する商品情報を変えるなどの双方向性を実現できます。一方的に閲覧するだけのWebサイトなどと異なり、閲覧者の理解をサポートしやすく商品を広告する訴求力も高い点が特徴です。

インタラクティブコンテンツの種類

インタラクティブコンテンツは、実装する機能や媒体によっていくつかの種類に分けられます。

インタラクティブコンテンツ1:動画

動画内にボタンやメニューなどを設置して、視聴者が主体的に見たい情報を選べます。再生時間が長い動画も、視聴したい箇所を選んでジャンプできれば視聴者のストレスを減らせます。また、リンクをタップして詳しい情報を掲載している外部サイトにアクセスするなども可能です。

動画のインタラクティブコンテンツは、YouTubeなどの動画サービス会社が提供している機能を使って比較的簡単に制作できます。

インタラクティブコンテンツ2:分岐(ゲーム・クイズなど)

Webページ内にボタン、チェックボックスなどを設置して、ゲームやクイズ形式で情報を提供できます。スキルテストやアンケート形式で閲覧者の情報を収集した後、閲覧者が求めていると考えられる情報の表示やほかのサイトへの誘導などができます。

インタラクティブコンテンツ3:計算機

数字を入力して決定ボタンなどを押すと、自動的に合計金額や見積もりを表示します。計算機はランディングページにおいて購入・契約に直結しやすいインタラクティブコンテンツとされており、BtoBでも活用されています。たとえば、クライアントの予算やニーズの入力データから最適なプランを提示する機能を実装できます。

インタラクティブコンテンツ4:インフォグラフィック

表の一部をクリックすると、数値を見やすく拡大表示する、詳しい情報を表示する、などが可能です。数字の羅列や無機質なカタログのようになってしまいがちな実績表示やスペックの説明なども、閲覧者のクリックやマウスオーバーなどに応じて視覚効果で臨場感を出せます。クリックポイントを収集して、顧客がどの箇所に興味を持っているかを分析することもできます。

インタラクティブコンテンツ5:ホワイトペーパー・電子書籍

動画や分岐ボタン、インフォグラフィックなどを配置したデジタル文書ですAdobe Edge Animateなどのツールで作成すると、紙の資料では実現できない双方向性や豊かな表現が実現できます。

また、eブックによるタブジャンプは、閲覧者が気になった情報箇所をすぐにチェックできる便利な機能です。タブジャンプの記録や閲覧した章・段落などの履歴を追跡する機能を実装して、顧客が関心を持った情報が何かを分析します。

インタラクティブコンテンツ6:チャットボット

Webサイト内に設置されたチャットボットも分類されることがあります。チャットボットとは、テキストまたは音声による相談や質問に対して、ロボットが自動応答するシステムです。バナー広告をクリックした際にチャットボットが応答するチャットボット広告も増えてきました。

インタラクティブコンテンツがWebマーケティングに活用される理由

インタラクティブコンテンツを導入する企業が増えているのはなぜなのでしょうか。企業側から見た導入理由やメリットを解説します。

一方通行から双方向にすることで訴求力アップ

ユーザーが能動的に行動する機会を与えると、購買意欲が高まりやすいことが知られています。たとえば、自動車メーカーやアパレル企業などにおけるBtoCのサイトでは、商品の色やデザインをカスタマイズできる機能がよく用いられています。商品を自由な角度から見られる3D画像もインタラクティブコンテンツのひとつです。

営業の自動化

マーケティングオートメーション(MA)を活用したWebコンテンツ構築など、マーケティング主導の営業が増えてきています。BtoBにおいては、インタラクティブコンテンツによって商品を詳しく伝えておくと、営業訪問時などで発生しがちな実際の商品とのギャップを少なくできます。

また、インタラクティブコンテンツを通じて得た情報と顧客情報を紐づけることで、営業部に伝える顧客の特徴やニーズなどの情報を自動作成することも可能です。

欲しい情報を顧客自らに選んでもらうため

ニーズが多様化する中、良質のコンテンツを作ったとしても、閲覧者が満足する情報を提供することが難しくなってきています。インタラクティブコンテンツでは、閲覧者自身が必要な情報を選び、抽出できます。いわば顧客との共同作業によって、良質のコンテンツ制作を完成させられる点がメリットです。

詳細な顧客情報を収集できるため

アンケートやクイズに対する回答や、メニューボタンや目次、インフォグラフィックのクリック情報などは、Webアクセスの情報として収集できます。これらをMAなどで解析すれば、全体の顧客ニーズやトレンドなどを分析可能です。また、顧客を個々に分析することで、パーソナライズされた営業活動や商談などを実現できます。

インタラクティブコンテンツを制作するポイント

ここではインタラクティブコンテンツを制作する上で重要なポイントを3つ解説します。

ゲーム・エンターテインメント要素を入れる

BtoCにおいてはゲームやエンターテインメント要素を入れ、楽しみながら操作できるインタラクティブコンテンツが重視されています。BtoBにおいても製品を疑似的に操作できるなど、関心を引くための工夫は必要です。分岐機能を用いて営業担当者と会話しているように情報収集をすることだけでも、静的なWebページに比べて閲覧者の興味を刺激しやすくできます。

欲しい情報へアクセスしやすくする

Webサイト上で離脱を防ぐためには顧客体験を向上させることが必要であり、特に必要な情報にスムーズにアクセスできることが大切です。たとえば膨大なQ&Aのテキストを自由会話形式によるチャットボットでの応対に置き換える企業が近年増えてきています。

コンテンツの製作体制を整える

2020年末にAdobe Flash Playerのサポートが終了することもあり、サイト更新を考えている企業も多いのではないでしょうか。しかし、インタラクティブコンテンツは静的コンテンツに比べて制作が難しく、工数がかかる面もあります。さらにインタラクティブコンテンツで得た情報をもとに顧客ニーズを分析して案件化するとなると、MAとの連携も不可欠です。

コンテンツ制作やMA運用のノウハウがない、スキルを持つ人材がいないなどの場合には、アウトソーシングを検討しましょう。導入期間の面でもコストの面でもメリットがあります。

インタラクティブコンテンツを作るためのツール

ここでは、インタラクティブコンテンツの製作に用いられる代表的なツールやサービスを解説します。

Adobe Edge Animate

Adobe Edge Animateはアニメーションやインタラクティブコンテンツを制作できるツールで、HTML HTML5、JavaScriptなどの基礎知識が必要になります。特にHTML5は現在の最新バージョンであり、インタラクティブコンテンツを制作する際に基本となる知識、技術です。

YouTube

YouTubeでは制作者用のサービスとして、インタラクティブ動画制作機能が無料で提供されています。動画制作は簡単で、高度な専門知識も特に必要ありません。視聴者のアクションを促すボタンや動画の分岐メニューなども手軽に追加できます。

LINE CLOVA Chatbot

LINE CLOVA Chatbotは、企業がLINE Botを短期間で制作するための開発支援ツールです。「LINE Bot Designe」で応対メッセージやシナリオを登録するなどして、自社向けのチャットボットを作ります。LINEアプリだけでなくWebチャット、Facebookなどのプラットフォームにも対応しています。

インタラクティブコンテンツの事例

ここでは、インタラクティブコンテンツの活用事例を4社紹介します。リンクも貼っているので、実際に双方向性を体験してみてはいかがでしょうか。

ユーキャン|Webサイトの閲覧者を最適なページへ誘導

ユーキャンのWebサイトでは、閲覧者に最適な通信教育講座を紹介するためにインタラクティブコンテンツの分岐機能を活用しています。サイト内にある「ぴったり講座診断」のページでは、キャリアカウンセラーの質問に答える形で、閲覧者の性格やニーズなどについて回答していきます。全ての質問に答えると、最適な資格講座に案内される仕組みです。

※参考:ぴったり講座診断|ユーキャン

マクドナルド|研修用のインタラクティブ動画

マクドナルドでは、スタッフの研修用としてインタラクティブ動画を採用しました。知っておくべき企業情報や接客方法など、研修者が知りたい内容を選択できるメニューがついており、重点的な復習がしやすくなっています。このようなインタラクティブ動画は、BtoBの製品の操作説明、導入プロセス紹介、技術解説などにも応用できるでしょう。

※参考:McDonald’s・Training Experience|WIREMAX

@econte|インタラクティブ・チャートで理解を促進

@econteでは、過去の衆議院総選挙の結果をインタラクティブ・チャートで紹介しています。表示されるときの視覚効果やマウスオーバーしたときに数値を見やすくするなどの機能があるため、数値の羅列になってしまいがちな表やグラフにも興味を持ってもらいやすくなります。

※参考:「国難突破解散」後の総選挙。選挙権年齢を「18歳以上」に下げてから初の衆院選。|@econte

INVOY(OLTA)|チャットボットで業務効率化

INVOY(OLTA)では、チャットボット導入することで365日24時間対応を行い、ビジネスチャンスを逃さない仕組みを実現しています。チャットボットには、自社サイトのコンバージョン率(成約、申込み率)の向上につながるほか、業務効率化やコスト軽減も期待できます。

※参考:請求書・領収書・見積書の作成が無料でカンタンに!|INVOY

まとめ

インタラクティブコンテンツとは、双方向性を持ったWebコンテンツのことです。訴求力が高まることや詳細な顧客情報を収集できるなどのメリットがあり、企業への導入が進んでいます。ただし、制作の難易度が上がるため、ノウハウを持っていない企業はアウトソーシングの検討も必要です。

ワンマーケティング株式会社はMA導入支援やコンサルティングだけでなく、MA運用に必要なMA設定、コンテンツ・制作までワンストップで支援します。BtoBマーケティングにおけるノウハウやスキルが乏しくインタラクティブコンテンツを制作できない場合も、運用が安定するまでの伴走支援が可能です。

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