IPアドレスとは?基礎からマーケティングにおける活用方法まで解説

IPアドレスとは?基礎からマーケティングにおける活用方法まで解説

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IPアドレスとは、ネットワークに接続されている端末を、個別に認識するための番号です。この仕組みは、システムの設定だけでなく、マーケティング業務にも活かすことができます。この記事では、IPアドレスの基礎知識やマーケティングへの活用方法について解説します。IPアドレスの知識を深め、アクセス解析を行う際の参考にしてください。

IPアドレスとは?

IPアドレスとは、インターネット接続時にパソコンやタブレットなどの端末を、個別に認識するための番号です。

インターネットの接続やメールの送受信などで、通信相手を間違えずに済むのは、IPアドレスがインターネット上での住所の役割を担っているためです。

IPアドレスは複数の数字の羅列で示されます。この数字に個人の名前や現住所までは含まれていませんが、自社のWebサイトに同じIPアドレスから何度もアクセスがあった場合、自社に興味があるユーザーがいるといった判断ができます。

IPアドレスの構成

IPアドレスは「123.123.123.12」などのように表され、「ネットワーク部」と「ホスト部」で構成されています。ネットワーク部とは、端末が現在接続しているプロバイダなどを表しており、ホスト部は接続している端末を表しています。

IPアドレスの数字は「.(ドット)」ごとに区切られており、この区切りでネットワーク部とホスト部を識別しています。この境界線はIPアドレスごとに変化します。

現在使われているIPアドレスのバージョンは「IPv4」です。IPv4は8ビットごとに数字を「.(ドット)」で区切り、合計32ビットで表しています。

クラスフルアドレスとクラスレスアドレス

IPアドレスの境界線を区別する方法は「クラスフルアドレス」と「クラスレスアドレス」の2つがあります。

クラスフルアドレスとは、IPアドレスをA~Eの5つのクラスに分類する方法です。主に使用されているのはクラスA~Cで、クラスの規模はホスト部のビット数の多さで確認できます。Aが24ビットと最も規模が大きいことがわかります。

一方、クラスレスアドレスとは、クラスの境界を柔軟に設定できる分類方法です。8ビット単位で境界線を区切るクラスフルアドレスに対し、クラスレスアドレスは8ビット単位にこだわらず境界線を柔軟に変更できます。

IPアドレスとドメイン名の関係

IPアドレスがネットワーク接続やデータ通信に必要なためのインターネット上の住所なら、ドメイン名はIPアドレスをわかりやすく文字に変換したものとなります。

ドメイン名を設定することで、IPアドレスの複雑な数字を理解していなくてもインターネット接続が行えます。ドメインを機能させた上でネットワーク接続やメールの送受信を行うには、IPアドレスとの関連付けさせる必要があります。

IPアドレスの種類

IPアドレスには大きく分けて2種類あります。それぞれの特徴について解説します。

グローバルIPアドレスとは?

グローバルIPアドレスとはインターネットの接続に必要なIPアドレスのことで、パブリックIPアドレスとも呼ばれます。プロバイダと契約し、インターネットに接続するとルータやパソコンなどの端末に割り振られます。1つの端末ごとに割り振られるので、重複することはありません。

さらにグローバルIPアドレスは、「動的IPアドレス」と「静的IPアドレス」の2つに分けられます。

動的IPアドレス

動的IPアドレスとは、あるルールによって変動するIPアドレスです。インターネットへ接続する度に、ほかの端末とIPアドレスが重ならないよう割り振られています。インターネットへアクセスする度にIPアドレスが変わるため、動的と表現されています。

静的IPアドレス

静的IPアドレスは、インターネットに接続する端末に割り振られたIPアドレスを指します。動的IPアドレスのようにその都度変わることはありません。メールの送受信やホームページの公開などのように、ドメイン名に紐づけが必要な場合に用いられるIPアドレスです。

プライベートIPアドレスとは?

プライベートIPアドレスとは、社内のイントラネットや家庭内のネットワークなどの接続に必要なIPアドレスです。インターネットに接続するためのものではなく、社内や家庭内で使用することから、ローカルIPアドレスと呼ばれることもあります。

プライベートIPアドレスは「NAT(ネットワークアドレス変換技術)」によって、グローバルIPアドレスに変換することも可能です。

自社のIPアドレスを確認する方法

自社のグローバルIPアドレスやプライベートIPアドレスを確認する方法は次のとおりです。

グローバルIPアドレスの確認方法

自社のグローバルIPアドレスを、Web上で確認できるサービスがあります。IPアドレスを知りたい端末からアクセスすることで、接続中のグローバルIPアドレスを画面上に表示してくれます。

※参考:サーバー監視/ネットワーク監視サービス

プライベートIPアドレスの確認方法

プライベートIPアドレスの確認方法は、パソコンのOSがWindowsもしくはMacかで異なります。

Windowsの場合

スタートメニューの右横にある検索窓に「コマンドプロンプト」と入力します。次に「Enter」キーを押してコマンドプロンプトを開きます。開いた画面に「ipconfig」を入力して「Enter」キーを押します。「IPv4 アドレス」の右に表示されているのがプライベートIPアドレスとなります。

Macの場合

「システム環境設定」を開き、「ネットワーク」を選択します。画面上の「IPアドレス」の部分に表示されています。

マーケティングにおけるIPアドレスの活用方法

IPアドレスはアクセス解析ツールを活用することで、より効果的なマーケティングが行えます。

自社のIPアドレスを除外する

まずは、自社のIPアドレスを除外する設定を行いましょう。自社のIPアドレスを除外しないまま、自社のIPアドレス経由でアクセスすれば、ユーザーが広告をクリックしたのと同じように広告費が発生します。

自社のIPアドレスを除外することで、ディスプレイ広告やリスティング広告などで発生する広告費を削減できます。また、自社のIPアドレス以外のサイト訪問数を、正確に分析することも可能です。自社のIPアドレスを除外する手順は以下のとおりです。

1.Google広告にアクセスし、メニューにある「設定」を開く
2.IPアドレスを除外したい広告キャンペーンを選び、「IPアドレスの除外」をクリック
3.除外したいIPアドレスを入力し、「保存」をクリック

IPアドレスから閲覧企業を分析する

IPアドレスは、自社サイトを訪問した企業の情報を示しています。訪問した企業のIPアドレスを取得し分析することで、ニーズやサイトの滞在時間といったデータが得られます。

IP解析で企業名を分析するメリット

IPアドレスをIP解析ツールで分析すると、自社サイトに訪問した企業名の特定できます。自社サイトに興味を示した企業名がわかれば、商品やサービスのターゲットの絞り込みが可能になります。

自社の商品やサービスの見込み顧客に絞ったマーケティングや、営業のアプローチ方法に活せることもメリットです。また、自社サイトを閲覧した競合企業の把握や、ターゲット以外の見込み顧客へのアピールにも有効です。

IP解析ツールの概要や注意点

IP解析ツールは、自社サイトを訪問したIPアドレスと、国税庁が発行する法人データと照合し、詳細な企業情報を取得できるツールです。Googleアナリティクスで解析したユーザーのIPアドレスから、国や市町村、電話番号、従業員数、売上高などの企業情報を取得できます。

ただし、IPアドレスが変更される場合もあるため、1度取得した企業情報を継続して活用できるわけではありません。また、企業であっても家庭用のインターネット接続サービスを利用している場合、IPアドレスの管理はプロバイダによって行われているため、企業情報は取得できません。

MAツールを活用するメリット

MA(マーケティング・オートメーション)ツールを連携させることで、マーケティングに活用できるデータが得られます。MAツールは、自社サイトを訪問したユーザーの行動分析をもとに、効果的な広告配信やコンテンツの誘導などを、自動化する機能が搭載されています。

たとえば、ユーザーの滞在時間が長いページや興味を示した商品・サービスなどの情報が得られます。これらの情報をもとに、企業ごとに異なるアプローチ方法を検討することも可能です。MAツールの中には、IP解析ツールの機能を搭載しているものもあります。

まとめ

IPアドレスは、インターネットやそれ以外のネットワークに接続する際に必要なだけでなく、解析ツールにより自社のWebマーケティングや営業に活かすことができます。ツールの導入や運用にはリソースの確保やノウハウが必要です。

BtoBマーケティングサポート事業を行うワンマーケティングは、これらの課題を解決します。MA導入支援やコンサルティングだけでなく、MA運用に必要なMA設定、コンテンツ制作まで伴走支援できるのは当社だけです。ノウハウのつまった資料を配布しているので、ぜひダウンロードしてお役立てください。

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