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Webサイトの改善はなぜ、うまくいかない?~改善の第一歩はGoogleアナリティクスの正しい設定から~基本編

Webサイトの改善がうまくいかないスパイラル

Webサイトの改善はなぜうまくいかないのでしょうか?
その大きな原因は、Webサイトの分析が正しく実施されていないことにあります。

Webサイトは公開して終わりではありません。むしろ、その後の改善と効果の検証が重要ですが、ほとんどの企業では、効果検証のための分析が不十分であることが非常に多いのが現状です。改善した内容について正しい評価ができていなければ、実施した改善策が成功か失敗かもわからないため、社内にノウハウが溜まりません。そして感覚値のみで改善を続けてしまうことになります。

感覚や直感も、時に必要ではあるでしょう。しかし、購買までのユーザー行動が複雑になってきている現在、それらだけでは難しい時代に突入していることは確かです。改善した内容のどこが良くてどこに問題があるのか?それらの原因を見つけ出し正しく改善していくためには、正確にデータを取得し分析することが重要です。

アクセス解析は、改善ノウハウを蓄積していく第一歩

Webサイトの分析のために、ほとんどの企業では、アクセス解析ツールを使用しています。アクセス解析ツールには有料、無料などを含め様々なツールがありますが、大半の企業では、Googleアナリティクスを導入されているケースが多いでしょう。

弊社はGoogleアナリティクス周りのサービスを専門にさせていただいているので、日々様々な企業様のGoogleアナリティクスを拝見しますが、実はそのうち99%が正しく分析ができるように設定されておらず、そのままでは活用できない状況なのです。

正しいアクセス解析は、改善ノウハウを蓄積するための第一歩。Googleアナリティクスの機能を十分に活用していくためには、正確な分析データを取得するための初期設定が必要です。
次の章では、Googleアナリティクスを設定していない企業様によくある代表的な問題点とその解決策を記載していきたいと思います。

初期設定をしていないことによる課題と解決策

1.過去のデータが確認できない

これは、初期設定ができていない全ての企業に当てはまることですが、Googleアナリティクスのほとんどの計測機能は、設定した日からしか計測されません。つまり、設定した日よりも過去のデータは取り戻せないということです。例えば、先月取り組んだ施策の成果を確認したいと思っても、設定をしていなければ、その効果を確認することはできません。

  • 解決アドバイス
    Webサイトの設計の段階で、Googleアナリティクスの設定を見据えたWebサイトのKGI、KPIを定義しておくことをお勧めします。

参考:
簡単にできるユーザー行動の仮説方法 ~アクセス解析だけではユーザーの心理は予測できない~

2.正しいアクセス数が計測できていない

Webサイトのトップページは、「/」もしくは「index.html」、場合によっては「index.php」等でアクセスが可能なため、Googleアナリティクスを導入しただけの状態だと、そのまま別々のURLとしてカウントされてしまいます。

  • 解決アドバイス
    「/」、「index.html」のみの統合であれば、Googleアナリティクスのビュー設定のデフォルトのページを設定すれば解決することができます。トップページを統合しておくことで、直帰率やそこからの遷移先が簡単にわかるようになります。
    また、Googleアナリティクスのデータには、社内、関係者の自社IPも含まれてしまいます。導入しただけの段階では、正しくアクセス数が計測できていない可能性があり、関係者のアクセスを除外しなければ正しい数字は取得できません。
  • 解決アドバイス
    フィルタでIPアドレスを設定することで、社内や関係者のアクセスデータを除外することができます。

3.目標達成度が分からない

コンバージョンの定義は企業によって様々ですが、アクセス解析において最も重要な指標である資料請求やお問い合わせ数などのコンバージョンデータは、Googleアナリティクスで目標設定をしておかないとレポートには表示されず、Webサイトの目的の達成度を測ることもできません。
サンキューページへのアクセスを個別で集計して自分で計算する事も可能ではありますが、それを集客経路別やユーザーの特定行動別事に集計しなければならないので、非常に手間がかかってしまいます。

  • 解決アドバイス
    アナリティクス設定で目標を設定をすれば解決します。
    集客元やユーザー別等の様々な条件別で成果を簡単に確認でき、フォームの離脱率等もわかるようになり非常に便利です。

また、目標を設定すれば、“アシストコンバージョン”等のレポートも機能するようになります。この機能では、ユーザーが資料請求等に至るまでにどんな集客経路で訪問してきたかを分析できます。

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